マスザワヒロユキ×ひらくドア対談
2009年12月31日 新高円寺クラブライナー

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ヒロヒサ 「CD売れないすかね?」

マスザワ 「売れないね。」

ヒロヒサ 「全体的にそうですかね。」

マスザワ 「そう。売れないと思う。」

ミズネイラ 「ほんとに僕らのレベルのバンドって、フェイストゥフェイスのコミュニケーションと自分の足を使うっていうのが、すごい重要だと思ってて、それを増沢さんは地でやってるなって思うんですけど。」

マスザワ 「ははは(笑)まぁ、わかんないけど。 これから爆発的に売れるかもしれないけど、基本的には売れないと思いますよ。 けど、言い方すげー難しいんだけど、このCD出すことが点であり、毎回ライブやることが点であり、それをどっかのタイミングとか何かのタイミングで…たとえば、ひらくドアのCD買いました、ライブ見ました、タワレコで視聴しました、バウンス読みました、っていう点がすげーあって、それが何かの時につながるんだよ、たぶん。 CD出すのって今、一種のプロモーション手段だから、CD出すことがどうこうではなくて。」

タカユキ 「なんか名刺みたいな感じですよね。」

マスザワ 「これを出すことがすぐ一朝一夕でなんかなるかわかんないけど、半年後とかに、どっかで買ったんですよとか、対バンした人にユニオンで買ったんですよとか、それがうまくつながっていくのが大事なことだと思うのね。 だからそういう意味でCDは売れないんだと思うんだ。 でも、出すことは大事だし。 売れねーからって出さないよりは出すほうがぜってーいいと思うし。」

タカユキ 「聞いてくれる人がCD出すことで少しでも楽しんでくれれば、それはマイナスなことではないから。」

マスザワ 「そうだ。別にライブに来なくてもCD聞いてくれることが嬉しいじゃん、我々。 自分たちの表現をさ。 まぁ自分がライブハウスやってるし、ライブに来てほしいけど、CD聞いてくれたらそれで幸せだからね。」

ヒロヒサ 「不思議な気分ですよね。」

タカユキ 「でもその声を聞けないのは残念ではある。」

マスザワ 「それはまぁ、そうだけど。でも結局それは何年後かに戻ってくるから。 僕もよくあるけど、あの時に僕のCDを聴いて救われたとか。」

タカユキ 「うちのドラムの村山さんだって、『テルスターは私の青春です』って。」

マスザワ 「ははは(笑)恥ずかしいっす。」

ミズネイラ 「でも今の話聞いてると、無駄なことって思えるかもしれないけど、そういうことを一つ一つやってかないとしょうがないんだなっていう。」

マスザワ 「だから、逆に言うと、一回一回が気を抜けないからね。 たとえば今日たまたま見た奴が、『うわ、つまんねー』と思ったらCD買わないし、『すげーいい!』と思ったらCD買うかもしれない。 なかなかふつうに生きてて、何かやったことに対して拍手もらえることってないからね。」

タカユキ 「そうっすね。リアクションもらえる時点でかなりすごい。そう、点といえばですね、ライナーのコンピに入ってる曲を聴いて来てくれた女の子が結構何回もライブきてくれて、ありがとうございますっていう。」

マスザワ 「それが増えていくともっと大きな展開があるっていうね。 なかなか難しい時代だと思うけど、究極的なことを言うと、CD売れる売れないよりも、自分たちがバンドやっててどうなのかっていう意味でね。 もちろんバンド楽しくやるためには売れたほうがいいし、ライブにお客さんがいた方がいいからあれだけど。 でも自分たちがCD作ってさ、それが店に並ぶっていうのは自分の中で大きな財産になるから。 それを忘れずにやっていくと、自分の中でよかったていう部分が出てくると思う。 もちろん1枚でも多く売れた方がいいですから・・・みなさんひらくドアのニューアルバム『He Luck Door』買ってください! ・・・ひらくドアに限らず僕が今日呼んでるバンドとかみんな売れちまえばいいんだよ!」

タカユキ 「今日のライブ見てたらそう思いましたよ。」

マスザワ 「でもさっき太平洋(不知火楽団)とかとも話してたんだけど、みんないい音楽なんだから、何かが足りないから売れないわけで、それがもしかしてライブじゃなくて宣伝とか広報なのか、何なのかわかんないけど、売れる可能性が上がるかもしれない何かをおろそかにしてるんだよきっと。 「おはようございます」って言わないことなのかもしれないし、洋服かもしれないし、エフェクターの踏み方なのかもしれないし・・・ みんな良いバンドなんだ、僕見ててすっごいいいなと思うんだから、それをどう先に進めていくかっていう意味で、このCDが出るのがすごいいいきっかけになると思うんですけども。」

一同 (笑)

ミズネイラ 「それはさっきの話とつながることで、点をどうやって線にしていくかっていう。何事も手を抜いてはいけないということですね。」

マスザワ 「そうだ、やってやれひらくドア!」

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◆クラブライナーにひらくドアが出る日!

▼4月30日(金) ひらくドア自主企画イベント"LoveLoveLoveLoveLive5"
・共演  ミツメ / SNEEZE / ホーミータイツ / エニクスパルプンテ
・チケット  前売り、当日ともに1500円(+1ドリンク500円、または飲み放題)
・開場 / 開演  18:30 / 19:00

▼6月28日(月)
詳細未定、しかし絶対面白いはずさ!

クラブライナーのホームページ

◆アルバムについて

▼He Luck Door

ついにひらくドアのCDが全国発売!

wild gun crazyコンピ収録の『夏子との生活』、シングル『君の銀色のギター』などのアルバム未収録曲と、ライブでおなじみ『夏ってなんかいい』の待望の現メンバー録音バージョンなどなどの新しい音源を加えた「ベスト+α」的な内容のニューアルバム『He Luck Door』が、ULTRA-VYBEより全国発売。
発売時点(1月)での2010年ベストアルバム間違いなし!!

■収録曲

  • 夏子との生活
  • LoveLoveLoveLove
  • 君の銀色のギター
  • 夏ってなんかいい (新バージョン)
  • 思いで迷子
  • 雨のプール (ボーカルとりなおしてリマスター)
  • 窓の外
  • 雨の日の帰り道

●2009年1月13日発売予定 / 1000円
●全国の特に大型レコード店で販売予定
発売元:ULTRA-VYBE

とくてん!ロゴ

特典CD-R「とくてん!」
・ディスクユニオン全店
(ネット通販含む)
・タワーレコード渋谷店、新宿店
・ライブ会場
で買うとついてきます!

1. 井筒レコードのテーマ
 (とくてん!バージョン)
2. I Think About You!
3. I Wanna Say  (デモ)
4. (タイトルバック)
5. 夏は君も (デモ)
6. My Love Is Not Forever



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